LA BOURGOGNE    ブルゴーニュ公国ってなに?    何がおいしいの?

         Ma Route     D'atres villes    Dijon    Beaune  


 LA BOURGOGNE 

フランス中東部に位置し、ワインの名産地として日本でも有名なブルゴーニュ地方を旅する予定です!

ブルゴーニュ地方での目的は美食&ワイン&歴史。フランスの食糧庫とも言われるこの地方を食べ歩くと同時に、

かつてはフランス本国を凌ぐほどの大国となったブルゴーニュ公国在りし日の栄華へと思いを馳せます。



 ブルゴーニュ公国ってなに? 

フランス国王シャルル5世の末の弟フィリップ・ル・アルディ(在位1363〜1404)が建国。

最盛期には、現在のベルギーやオランダまで領地を広げていました。

フランドルと呼ばれるそれらの地方から招かれた芸術家たちによって首都ディジョンは芸術の一大中心地として栄えました。

ヤン=ファン・アイクの名作『ロランの聖母』やスリューテルの神聖さを湛える彫刻もブルゴーニュ公国の宮廷のために制作されたもの。

このような神聖で敬虔な芸術一派を後世に残しただけでなく、宮廷文化が壮麗さを極め、頂点に達したのもここブルゴーニュ公国でのこと。

華やかなりし時代を彷彿とさせる芸術品が今もディジョンやボーヌに残されています。


 何がおいしいの? 

ここでブルゴーニュ地方の名産品と料理をご紹介★…というか自分が食うための下調べ。

フランス料理でカタツムリを食べるって聞いたことありませんか?ここブルゴーニュはその本場です。特にディジョンが有名。

2センチくらいはゆうにあるカタツムリ(フランスではエスカルゴといいます。)にニンニク、パセリ、バターなどを詰めてオーブンで焼いたもの。

あまり挑戦したくないな…貝類みたいな味らしひ。

もう一つの有名な料理が牛肉の赤ワイン煮込み。これはぜひ試したいですね〜。柔らかいんだろーなお肉…。

しかも名産のワインを使うわけだからマズイはずがない…。

そう、やっぱりブルゴーニュの名産といったらワインな訳ですよ。私はあまり詳しくないので語りませんが、

フランスで人気を二分するワイン生産地ブルゴーニュとボルドーを言い表すのにこういう表現があるそうです。

『ブルゴーニュはワインの王様、ボルドーはワインの女王』。

ナポレオンもルイ15世の寵姫ポンパドール夫人もブルゴーニュワイン愛飲者だったそうですし、高貴な感じがしますね。

一般的にブルゴーニュワインの方がボルドー」より香りも味も力強いそうです。

そして忘れちゃいけない名産がディジョンのマスタード。ニンニク入り、ハーブ入りなど種類が多く、マジに美味しいらしい。

マスタードあまり好きじゃないけどお土産にしようと企んでいます。



 Ma Route 

今回私が旅するのは、ブルゴーニュ公国の首都ディジョン→ワインの都ボーヌです。


 D'autres villes 

他の魅力ある街&村をゆかこの独断と偏見で紹介します。


*Vezelay ヴェズレー スペインへの巡礼路の一つの起点となった村。

朝霧に包まれると村全体が雲の上に浮かんでいるように見えるそう!その幻想的な風景にぜひ出会いたいものです。

*Auxerre オーセール 旧市街の木組みの家々が張り付くように並ぶ様子が目に楽しい。

そびえたつサンテティエンヌ大聖堂をヨンヌ川にかかる橋から眺めるのがGOOD。

*Autun オータン 珠玉のロマネスク彫刻に出会える街。

*Semur-en-Auxois スミュール・アン・ノーソワ どこから見ても絵になる街。

*Cluny クリュニー かつてヨーロッパ全土で力をふるった修道院があります。



 Dijon 

食通の街ディジョンは、その昔、ブルゴーニュ公国の首都として繁栄していました。

派手好きで、自らの権力を示すために贅を尽くすことを一切ためらわなかったブルゴーニュ公フィリップ・ル・アルディは

一晩の宴会で名産のマスタードを320リットルも使ったらしい。パンタグリュエル!!

私はぜひ、スリューテルの彫刻作品モーゼの井戸を見てみたいですね。予約が必要らしく、といあわせ中ですが、返事がありません…。

パリ・リヨン駅からTGVで約1時間40分。

ディジョンの観光案内HP www.dijon-tourism.com


Beaune 

コ−ト・ドール(黄金の丘)と呼ばれるブドウ畑が続く丘陵地の中にある街。

言わずと知れた赤ワインの産地。もちろんココでの目的はワインのデギュスタッシオン(試飲)。

ワイン市場や街中にある歴史のあるカーブを訪ねて試飲してきます!丘陵地の村々を巡るツアーもあって検討中です。

たとえばロマネコンティやナポレオンの愛したシャンベルタンの産地を巡り、試飲できるツアー36ユーロなど。

ブルゴーニュ独特のカラフルでかわいい屋根を持つオテル・デューも必見。

街を離れて、フランス版民宿に宿を取ります。民宿というと安くてちょっとボロというような印象があるけど、

フランスの民宿は伝統的な家屋を改装したり、民家の一部を解放しているものがあるので、

ホテルにはない生のフランスが体験できる、ちょっと変わった部屋に泊まれるなど色々おいしいのです。

パリ・リヨン駅からTGVで2時間。ディジョンからは30分。

ボーヌの観光案内HP www.beaune-burgundy.com


 帰国したらレポートアップします!! 



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